絵本:こどものとも おっぱいのんだら わかやましずこ/作 福音館書店

題名の通り、おっぱいを飲む子犬や子猫たち、どうぶつの哺乳をテーマにしている絵本。
なんでだろう?なんでこれを手に取ったのか?
と、思ったら、もしかするとおっぱいに憧れでも強くもってるのかな?2歳くらいまで「おっぱい」という単語を知らないのか全然口に出すことはなかった。
というのも我が子は口唇口蓋裂なので普通に母乳が飲めなかった。ニップルを付けてもあまり飲めず、裂けた口から洩れる。なのでなかなか難しかった。
さらに手術のために入院したり、妻が病気で長期入院したりしておっぱいにかぶりつく時期が生後1か月ほどしかなかった。
口唇口蓋裂の手術が終わった後、これからは口唇口蓋裂用の哺乳瓶で粉ミルク生活をするよう指示があったので、哺乳瓶で飲むようになった。
すごかった。
250mlをわずか40秒で飲み干したり。。。
そんな粉ミルクだったから、それで「おっぱい」にあこがれてこの絵本をセレクトしたのか?今の自分では叶わないから、せめて動物の授乳シーンを絵本で見ることで自分の衝動を抑えて晴らしている?
読んでいる最中、やたら嬉しそうだし、自分がこうだったらいいなぁという理想をそこに重ねているのか?だとしたら切ないよアナタ!?
で、まぁそんな我が子に私は言った。
「そんなに恋しいならパパのおっぱいでも吸うか?」
と、聞いてみると何処から出してるかわからない声で「いらんわボケェェ~~~このやろ~~~!」って、言う下の子。きっと照れてるんだな。
かわいいやつだ( *´艸`)