幼児向け読み聞かせ絵本:サルくんとブタさん たどころみなみ/作・絵 汐文社

サルくんとブタさん。こちらもまた、子供には優しい話なんです。
ブタさんとサルくんのうち、ブタさんが生まれながらにして耳が聴こえない子。
サルくんはそのことを知っていたので、何がどんな音を発しているのかを教えてくれることになった。
サルくんからブタさんに笛をプレゼントして、吹いたらいつでもやってくるって合図にしたわけです。花火の音、波の音、なんでも教えてくれる優しいサルくん。
素敵ですわなぁ。
なんていうか、人への思いやりみたいなものを絵本を通じて教えてあげられるという素晴らしい絵本だと思います。おすすめ絵本です。
聴覚障害の子供のことを描いた作品ですが、こういうのを読まされて育った子供と読まされずに育った子って、影響って違うのだろうか。
本ってのはある程度人の成長への影響力ってあると思うんだよなぁ。
アニメもそうだけど。優しい話を読み聞かせしていたら優しい人が育ちそうな気がする?逆もあるか?
変な怪しい宗教団体の誰こいつ?みたいな教団内だけで有名な奴が書いた本を子供のころからずっと読み聞かせ続けていたら、そっち寄りの思考を持った人間が出来上がるわな。
統一的なアレとかコレとか。そーゆーのって「洗脳」って言うんだろうけど。
本の読み聞かせも選ばないと変な影響を与えるってことなんだぜ?変な猟奇的な内容とかも読み過ぎたら頭が微妙な思想になったりする。ちゃんと吟味しないと( *´艸`)
育てるブログではこれまで多数の絵本を図書館で借りて子供に読み聞かせしてきております。一覧ページに作品を掲載していますので宜しければご覧ください。