幼児向け読み聞かせ絵本:いし 高畠那生/絵 中川ひろたか/作 アリス館

イラストが面白い。
独特でインパクトもあるし、表現としてわかりやすいから子供ウケが良かった( *´艸`)
話としても、知育にはイイんじゃないかな?と思います。
物語はあさりのスパゲティを食べてるときに、あさりの砂抜きが不十分だったみたいで、ジャリッとなったところから話が始まる。
お母さん砂抜きちゃんとやってあげてくださいって思ったんだけど、もしアサリの砂抜きをしっかりとできていて、ジャリッといかなかったら?
その場合は普通においしくスパゲティを食べてそれで終わっていた。
美味しかったね、ちゃんちゃん♪でエンドだった。
そうなるとこの話自体が無かった事になるし、砂抜き不十分の件は仕方ない、必要悪って事になる。
なので、お母さんを責めてはいけない。
ということで、話は砂から始まり、石の話になって石の素晴らしさ、石があるおかげで便利になった生活などを絵本を通じて教えてくれる。
知育的な要素が詰まった絵本です( *´艸`)
アサリの砂抜きが不十分だったお母さんに対して食べさせられた子供が何かを訴える絵本ではないということ。
そう言えば、固いものを食べた時にガリッといったけど、石じゃなくて歯が欠けたことがあった…つらい記憶がよみがえる。
育てるブログではこれまで多数の絵本を図書館で借りて子供に読み聞かせしてきております。一覧ページに作品を掲載していますので宜しければご覧ください。