幼児向け読み聞かせ絵本:なかまとであう 作・絵/ヒサクニヒコ 出版社:そうえん社

なかまとであう。この作品は過酷な恐竜の世界、力こそすべての世界を生き抜くために恐竜たちの仲間との出会いを描いた絵本。
ペペという恐竜がデンという恐竜の子分にならないか?とデンから誘われて本題が始まるわけです。
このデンという恐竜との勝負でペペが勝ち、負けたデンから子分になってもいいといわれる。
でも子分じゃなく仲間ならということで、負けたデンはペペと仲間になる。
デンの子分も仲間になって、たくさんの恐竜仲間ができる。
なんでしょう。
上下関係ではなく、対等な立場を築きたいという話が小さい子供には理解できないかもしれないけども、こういうのって大切ですわな。
上下関係より物事を対等な立場で言う関係。大人になってからは基本的に接する人って上下の関係が多いから、子供のように「対等な仲間」として接することができる人も限られていくのかもしれない。
なかなか深い話だわ。
学生でも、先輩と後輩で差をつけたがるわけだし、年功序列的なものも発動するし、結局上下の関係は根強い。
貴重な幼少期っ
できれば同じようなラインで同じ目線で話ができる仲間が増えるといいです。
育てるブログではこれまで多数の絵本を図書館で借りて子供に読み聞かせしてきております。一覧ページに作品を掲載していますので宜しければご覧ください。