幼児向け読み聞かせ絵本:ゴリラのくつや 作:谷口智則 出版社:あかね書房

ゴリラのくつや。この絵本はなるほどな!って、最後にちょっと関心した。
ゴリラの親子の話で、お父さんが靴屋さんを営んでいる。
いろんなお客さんの要望に応えた靴を作っていくのを見ているうちに、ゴリラの子供は自分の靴も欲しくなってくる。
そこで、僕は空飛ぶ靴が欲しいなぁとお父さんに頼むと、お父さんは「作れるよ」と、作るわけです。
ただ、本当に空を飛ぶための靴なんて作れるわけではなく、持っている靴を空色に塗り上げて、子供を抱えて飛行機遊びをしてあげるという結論。
無理なものを無理と突っぱねるのではなく、別の観点から子供の要望をかなえてあげるという素晴らしい発想というものだろう。
「それはできないよ」「それはおかしいよ」「できるわけないじゃない」そんな風に返すってありきたりな発想よりずいぶんステキなやり取りだと思う。
ええ話やで( *´艸`)おすすめの絵本です。
うちは下の子を両手で抱えて飛行機~って運んであげるんだけど、凄く嬉しそうな表情をしながら「もう一回やって!」って何度もねだられます。
それも飛ぶって事をかなえてあげられてるんじゃないかなって思った( *´艸`)
親として子供の願いを叶えてあげたいという気持ちがわかります。たくさんの笑顔を見ておきたいものです。
育てるブログではこれまで多数の絵本を図書館で借りて子供に読み聞かせしてきております。一覧ページに作品を掲載していますので宜しければご覧ください。