絵本:くろくんとなぞのおばけ なかやみわ/作・絵 童心社

見たまんまで、箱に入ったクレヨンたちが主人公の物語。この物語は謎の失踪からそれぞれのクレヨンたちが次々にいなくなるミステリーが展開。
もちろん火曜サスペンスのように殺クレヨンが起こるわけではない。
ててて、ててて、て~て~♪
と、何かが起こるわけでもないが、朝起きたら「きいろくん」が居ないぞ!?きいろくんを探すぞー!
でも見つからない。次の日は別の色がいなくなり、そしてまた…。
プルプルと震えながらクレヨンたちは次は自分ではないか!?と、心配しつつも次々に消えてゆくクレヨンたち。さぁ、果たしてこの物語の結末は?
真実はいつも一つ!!
まぁ…子供向けの絵本なのでクレヨンが密室で折られていたとか、心労が祟ってゴミ箱に身投げしたとか、そういう展開でないのは確かです。ページ数が多いので、気に入られてしまうと声が枯れる可能性もある恐ろしい絵本かもしれないですな!