絵本:ちっちゃな木のおはなし 作:ローレン・ロング 訳:やまねもとよ 出版社:評論社

ちっちゃな木のおはなし。奥が深い。
小さい木がメインの話。
この小さい木は秋が来ても葉っぱの色が変わっても葉っぱを落とさずに耐えて我慢していくわけです。
そうこうしているうちに周りの木々は成長していくけども、この我慢をして耐えている木だけは成長が遅れてしまうわけです。
周りは成長していくけども、この一本だけが成長が止まってしまう。
最終的にこのままではいけないと自分で思って、枯れた葉を手放して、そして自分も成長していくわけです。
う~ん。
あれか、周りに合わせる必要はないよ、自分のペースで自分が思った通りに成長すればいいって事を訴えたい感じか?
深いですな。
他人は他人、自分は自分。自分は決して他人にはなれないから、流されずに思った通り生きろ!
ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン?すごいぞ、槇原敬之さんの歌が浮かんだぞ?!
絵本を読んでいて特別なオンリーワンを連想させるのは槇原さんが凄いのかこの作者が凄いのか、それはどちらかわからない。
一本芯がしっかりと通った生き方ができれば、それにこしたこたぁない。絵本を読んで自分の人生を見つめ直そう。おすすめの絵本です。