幼児向け読み聞かせ絵本:うみやまてつどう まぼろしのゆきのはらえき 作・絵:間瀬なおかた 出版社:ひさかたチャイルド

うみやまてつどう まぼろしのゆきのはらえき。この話は素敵な話ですねぇ。
読み聞かせしていてええ話や~と思いました。
不思議な出来事みたいな感じで、日本昔話にでも出てきそうな物語の絵本です。
物語なので文章量とページ数が少々多めなので喉は潤わせておく必要がある!?が、話がイイ。
「ゆきのはらえき」という存在しないはずの駅と、その元になるキツネがメインの話です。
吹雪の日にある男の人が遭難しているのを発見したキツネが、助けるために化かして「ゆきのはらえき」を線路に作りあげ、そこに入りこんだ電車と車掌を誘導して遭難した男の人を発見させる。
手遅れになる前に病院に運ぼうと「ゆきのはらえき」を発車した電車の搭乗員一同は、振り返るとその駅がない事に気付く。
やがて病院に運び込むことができて、キツネが助けたという噂が広まってキツネに感謝するという話。
最後はすごく平和なシーンを見せてくれます。
こういう物語をたくさん読み聞かせしてあげられたら思いやりを持った子に成長しそうですね~。
人によるか( *´艸`)
でも、幼少期からこういった絵本を読んでいたら、優しい人間に成長しそうな気がしないでもない。
何かを学ぶってことは素晴らしい事だと思います。おすすめの絵本です。
育てるブログではこれまで多数の絵本を図書館で借りて子供に読み聞かせしてきております。一覧ページに作品を掲載していますので宜しければご覧ください。