幼児向け読み聞かせ絵本:こころってなんだろう 作・絵:細川貂々(ほそかわてんてん) 出版社:講談社

こころってなんだろう。2023年4月に発刊された比較的あたらしい絵本です。
これは絵本っていうより、教育系の書籍っぽい感じです。むしろ小学校2~3年生くらいまでの子が読んでいる方がいいかもしれないです。
人には心があって、傷つけられたり傷ついたり自分の気持ちを伝える必要があることなども書いてあったりします。
小さい子ってなかなか自分の本当の気持ちを言えなかったり隠していたりするので、こういう本を読んで何が大切なのかを学ぶのがいいかもしれない。
DVで忙しい親とか異性交流にだけ必死こいてる親は例外ですが、まともな思考をもつ親なら大体は子供に「こういうときはこう言うんだよ」とか教えることは教えます。
ただ、どーしても子供って自分から素直に気持ちを打ち明ける事が難しい。
親の世代から「自分さえ良ければそれでいい」という自己中心的な思想が多いし、その思想がそのまま子供に継承されて、自己中心的な思想の継承が盛んになってる。
以前書いたことがある話ですが、子供を放置する親がいて、子供の事を大切にしない親の思想が継承され、子供に対してドライな感情を持つ親が育つこともしばしば。
「人として大切なこと」を親自体に教えていかなければならない現代。
臭いものに蓋をして接着剤で封印して目を逸らして地中に埋めて無かった事にする親が本来は読むべきなのかもしれないな!
親自体の言動が稚拙になったり、行動が支離滅裂であったり、思考が幼児であったり…近年は親の成長自体が問題である。