少しずつアレルゲンとなる物質を体内に摂取して慣れる
我が子は生まれつきダニ・ハウスダスト、スギ・ヒノキのアレルギー症状が
そこそこあって、毎年毎年花粉の時期とか古民家などに行くと、
そりゃ酷い状態になっているわけです。
それが元なのか知らないけども、年末年始なんて毎年入院騒ぎになるくらい
ひどい状態になり、下手したら肺炎とかまで引き起す始末。
これがすべてアレルギー症状からくるものかどうかはわかりませんけど、
生まれ持っての先天性疾患「好中球減少症」の影響が大きくあるかもしれない。
そんなある日、定期的に通っている大病院でお世話になっている
アレルギー専門の先生から「アレルゲン治療してみます?」なんて
お声をかけて頂いた。
よく食品アレルギーで卵とか乳製品などを摂取することで
蕁麻疹が出たり、発作が出たりするけれども、そういうアレルギーの
元となる食品を少量ずつ体内に取り入れて体を慣らしてゆくという
治療方法、それが免疫治療ってやつ。
その免疫治療を薬としてダニやらスギやらの成分を薬品の中に
浸透させて、そいつを舌の裏側に投入し、体内にゆっくり取り入れる。
さらに毎日毎日欠かさず行い、数年間チャレンジするというのが
この「舌下免疫療法」ってものになる。
1か月ほど経過して薬(ミティキュア)の内容量が増えた
最初は1週間様子見、次は2週間様子見、さらに1か月ずつ様子見~
という間隔で薬が処方される。
アナフィラキシーショックが起こる可能性がないとは言い切れないので、
本当にこの免疫治療を続けて大丈夫なのかを見るためにも、
様子見として慣らしていくらしい。
ちなみに「喘息」などの呼吸器疾患がある方はできないと説明された。
そりゃそうか、アレルギー系の症状で何かしら弾き起った時、
呼吸器に関わる何かが出たら大変だ。
うちの子はおそらく気管支が弱いはずで、呼吸器系の疾患がハッキリと
診断されたわけではないけども、あるっぽいが…でも免疫治療を開始できている。
ということは、現行で発症していなければ問題ないということなのだろうか?
担当医はちゃんと把握しているはずではあるけど、天然も入ってるから
イマイチよくわからない。
が、まぁ特に何もなさそうだし、今のところは気にしないでおきますか。
大人になってからでも開始できる治療方法
どうやらこの免疫治療については子供だけではなく、大人もできるそうだ。
町の診療所なども専門医がいる場所であれば、アレルギー科で
相談できる様子。
恐らく血液検査を行った上でダニ、ハウスダスト、スギ、ヒノキなどの
数値を調べるところから始めるのではないかと思われる。
効果があれば良いのだが、相性があるだろうし続けてみないとわからないね。